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「チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計」を読んだ感想とメモ

感想

  • 技術組織設計について関心がある人は読んだ方がよさそう
  • 今まで意識していなかった視点の気づきをたくさんもらえた
  • 「適切」、「バランス」、「ちょうどよく」みたいな言葉が多く、それはそうなんだけどhowの部分ももう少し知れると嬉しいと思った。


メモ

  • チームトポロジー =ビジネスの速度と安定性を実現する技術組織の適応型設計モデルの一つ
    • チームトポロジー以外の適応型設計モデルになにがあるのかよくわかっていない。Spotifyモデルと呼ばれるものもそれにあたる?
  • 大きい会社にいたことないからわからないけど、組織図に依存して仕事をしている組織は実際に多そう
  • システムのアーキテクチャと組織のアーキテクチャが対立した時に組織のアーキテクチャが勝つという気づきがすごい
    • ということは、システムアーキテクチャの仕事には組織設計に関する知見もいるということなのかもしれない
  • ソフトウェア開発というのはあまり意識したことなかったがとても高度なものなのかもしれない
  • 仕事するうえでなるべく不要なコミュニケーションをなくすという考え方も規模が大きいと大事なのかもしれない
  • ハイパフォーマンスなチームを解散するのは、単なる破壊行為では済まない。企業レベルのサイコパスというべきものだ」良い
  • 技術的な習熟度や文化的な習熟度も測るのむずい
  • プロダクトを運用していくように組織も運営していく必要がある
  • 過度な標準化は学習や実験が減り悪影響を及ぼす場合があるという視点はとても大事な気がする。
    • ただ塩梅が難しい
  • タイムゾーンも節理面になる、なるほど
  • コラボレーションの期間は短くを意識。長くなってしまうのは節理面に問題がある可能性も考える
  • その人の行動が予測できる状態は、他人と最もうまく行ってる状態とイコールらしい
  • チーム間のコラボレーションは明確な価値に限定する
  • 「コーチやトレーナーのいない本気のプロスポーツチームはない」名言すぎる