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もうすぐ今年も終わりますね。ちなみにこの記事は今年2個目の記事です。
タイトルの通り、ブログをアップデートしました!アップデートといっても見た目や基本はほとんど変わっていません。強いて言うならフォントが変わったくらいです。
何をアップデートしたかというとこのブログの技術的な部分をアップデートしました。
アップデート内容
- Next.jsをPages RouterからApp Routerに移行
- LinterとFormatterをESLint + PrettierからBiomeに移行
- Renovateで自動で依存関係をアップデートできるようにする
- CoderabbitでAIに自動レビューしてもらえるようにする
- 不要なライブラリを削除
- その他ライブラリを最新にアップデート
ざっくり上記の内容をアップデートしました。
大きな点はApp Router移行とBiome移行なのでそれぞれ簡単に感想を書いていきます。
Next.jsをPages RouterからApp Routerに移行
App Routerをそろそろ触っておかなきゃなと思ったのがほとんど書いていないこのブログをアップデートした一番の理由です。
移行してコードの記述量が減って見通しが良くなったと感じました。ただコードの記述量が減ったというのはフレームワークとして覚える必要が増えた部分も非常に大きいなと感じていてフルスタックフレーム感が前にも増して感じるようになりました。Rails触っているときの感覚とちょっと似てきたかもしれないです。
あと、コードベースが小さいのもありますが移行はとてもスムーズにできたのは意外でした。
移行にあたり変更点などを調べていると確かに変わったことはめちゃめちゃ多いです。
Next.js自体のアップデート頻度も高いので今回のような大きな変更が今後も定期的に発生する可能性も低くはないと考えると、確かに業務でこれをチームの学習コストとして払わなければいけなかったりするのは結構大変だしNext.jsに対して腰が重くなる人が増えるのも納得という感じでした。
とはいえ他の選択肢があるかというと微妙なところではあるのでなんだかんだ言いながらみんなNext.js使うんだろうなというのが個人的な感想です。
LinterとFormatterをESLint + PrettierからBiomeに移行
最近のJSConf JPでも話題になっていたBiomeも良い機会なので使ってみて使い勝手良かったので移行しました。
良かった点はなんといっても早さによる開発体験の向上です。
huskyやlint-staged入れてるところだとコミット前にかかるlintが重かったり、設定の手数の多さや依存関係の多さなどにストレスを抱えている人も少なくないと思うのですがそういったストレスから解放されるのは思ったよりも体験としてインパクトがあるんだなと今回感じました。
特にPrettierとBiomeの互換性に関してはこの記事を書いてる時点でも95%を超えているようなので、業務でも十分採用を考えるフェーズにいるような気がします。
iintの方は凝った設定をしようとするとBiomeだと実現できないことも多いと思うので現状は難しいかもしれませんが、個人開発レベルであればこれで十分すぎるという感覚です。
何はともあれ開発体験には結構なインパクトが個人的にあったので今後業務で触る余地も含め一度使ってみるのをおすすめします!
自分のコードを育てる楽しさ
今回App Routerを触る目的で久々に自分のコードをメンテナンスしましたが思いのほか楽しかったです。
年に数回しかブログも書いてないのでアップデートする意味は冷静に考えると皆無なのですが、何か試したいことがあった時に自分のコードがあると試しやすいのでそういう意味でも価値があるなと改めて思いました。
これからはコスパとかタイパとか考えずに何か作りたいと思ったらもっと積極的に作っていきたいです。